1988年に設立され、一世を風靡したデニムブランド “DENIME(ドゥニーム)”。
幾多の変遷を経て、この度ウエアハウスよりリリースされました。
74年の歴史を誇るクラボウ安城工場の閉鎖に伴い、長年ドゥニームの定番デニム生地を生産してきた原反の製造が終了することとなりました。
このデニムは、クラボウに残されていた当時のレシピをもとに、1988年のドゥニーム創業時の生地を徹底的に再現した特別なものです。
しかし、今回の最終オーダー分をもって、その生産に幕を下ろします。
ドゥニームでは、ブランドにとって大きな節目を迎える際、その時代を象徴するジーンズを真空保存した「Vacuum Packing」を製作しています。
今回は、「安城工場で織られる最後のデニム」を、長年その生産に携わってきた工員の方々への敬意と感謝を込めて、タイムカプセルのように真空パックに封じ込めました。
1988年の創業当時に生まれたドゥニームのデニム。
その後、長い年月を経て再び当時の生地を再現できたのは、クラボウ安城工場の存在があったからこそです。
かつてアメリカのホワイトオーク工場閉鎖がデニム業界の大きな転換点となったように、安城工場の閉鎖もまた日本のデニム史に刻まれる出来事といえるでしょう。
このデニムを単なる記憶として残すのではなく、2025年という時代の空気とともに未来へ受け継いでいきたい――。
そんな想いから生まれた、ドゥニームの歴史を象徴する特別な一本です。