THE VANISHING WEST
1935年から1936年以降に取り付けを開始した赤タブ、1935年から導入し1937年に確立した隠しリベット仕様、その変遷期を経てリリースされた1937年モデルをイメージして製作しております。
生地に使用されている14オンスデニムは赤味の強い濃色インディゴ染めを施した糸を縦糸に使用し、横糸にはナチュラル糸を使用して旧式力織機で丁寧に織られたデニム生地を使用しております。
そのため表情豊かで自然な凹凸やムラ感がありセルビッチ(赤耳)という特徴も得られています。
フロントはボタンフライで、トップボタン以外はやや小さめの14ミリ鉄製ボタンを使用しております。
フロントボタンを止める足の部分には丸みを帯びた鉄製リベットを使用しており、 いつしか錆びという経年変化が見られるでしょう。
股部分にはクロッチリベットで補強されており強度の高い仕様です。
腰部分にはシンチバックが付きウエストを絞り込むことができます。
パッチにはややよれたヌメ革のような牛革レザーパッチを使用しております。
糸を作る綿からパーツ、シルエットなど細部にまで 37年のヴィンテージデニムパンツをオマージュしたこだわりの逸品です。
“Lot 506XX 1933”とセットアップでお楽しみいただけます。